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2004.05.26

世界遺産・平遙古城の写真展、札幌市役所にて

中国山西省の歴史的城郭都市、平遙の写真展が札幌市役所1階ロビーで開催中だ。
【注】きょう=26日まで!

平遙は明清時代の寺廟や町並みをほぼ完全な姿でそのまま現代に伝える古城で、1997年に世界
遺産に登録されている。

城壁と建築物で有名だが、社会経済史の視点からは、中国最初の為替銀行(“票号 piao4hao4”)
発祥の地としても注目される。
19世紀初め、平遙の「日昇昌」が中国最初の為替銀行として登場、その後、平遥に本店を構える為
替銀行が続々と現れた。清末に全中国で52社存在した為替銀行のうち、4割ほどに当たる22社が
平遥に本店を構え、その支店網は中国全土に及んだという。

賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の映画『プラットホーム』(原題:站台、2000年)でも、城壁の場面を
中心にロケが行われたので、中華電影ファンにはおなじみだろう。
また、平遙の近郊、祁県にある喬家大院は、『赤いコーリャン』で有名な張藝謀(チャン・イーモウ)監
督の映画『紅夢』(原題:大紅灯籠高高掛、1991年)のロケ地として有名で、あの圧倒的な存在感で
スクリーンに迫って来た旧家の大邸宅は、まさに「山西商人の夢のあと」であった。

世界遺産にも登録されて観光地として「復活」を遂げた平遙古城。
改革開放の流れのなかで、「清末中国のウォールストリート」などと自己プレゼンに力がこもるが、
さて、今回の写真展をきっかけに北海道からも来訪者が増えるかどうか。

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