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2004.08.31

ニューヨーク、ミラノ、上海!

現在発売中の女性ファッション誌『Oggi』[オッジ]10月号の広告に「ニューヨーク、ミラノ、上海」
と書かれているのを見て、感慨深かった。

創刊12周年スペシャルということで《1か月コーディネート×3 SPECIAL BOOK》という別冊付録
が付いており、「今話題の3都市の人気スポット&ショップを舞台に」、秋旬のコーデが提案され
ているという。
「それぞれの街ナビ的要素もしっかり楽しめる保存版」ということなのだが、うーん、こういう企画、
以前なら、ニューヨーク、ミラノ……と来れば、次に並ぶのは「パリ」だったのではないか。
それが、上海。

上海には今年初め家族で旅行したが、いや実際、非常におしゃれな街になっているのを肌身で
感じた。

いまやファッションの最前線のひとつは上海なのですね。(^^)

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張藝謀監督『HERO』アメリカで興行収入トップ!

「中国情報局 SEARCHINA」によれば、張藝謀(チャン・イーモウ)監督の映画『HERO/英雄』が
8月27日からアメリカで公開され大ヒット。初日からわずか3日間で興業収入は1780万ドルに達
すると見込まれており、堂々の首位獲得はほぼ確実だとか。

これは何と言ってもやはり立派ですね。

「LOVERS」も早く見に行かなくちゃ。

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2004.08.30

ポルカ、閉店

近くにある(札幌市西区、JR琴似駅前)とっても美味しいケーキ屋さん「ポルカ」が、あすで閉店。
22年の歴史に幕を下ろすことになる。
残念だ。

特に洒落ているわけではないが、質実剛健というか、基本がほんとうにしっかりしていて、スポ
ンジにしろ生クリームにしろカスタードにしろ、いつもきちんと作られていた。
防腐剤を一切使用していないというのもたいへん好感が持てたし、お値段も1個250~300円
くらいで、リーズナブルだった。

ポルカは真駒内にも支店があるのだが、同じく今月いっぱいで閉店とのこと。
なぜやめることになったのだろう?
ケーキ屋さんをやめて、パティシエの方たちはこれからどうするのだろう?
そのあたり、わが家の三人娘も気になるというので、じゃあお店に聞きに行こうかということに
なったのだが、いちおうお店の方に事前にインタビューのアポを取ってからと思い、電話をして
みたところ、店長さん(だと思う)が、「閉店の理由を小学生のお子さんに分かってもらうように
説明することは難しいので……」といったようなことだったので、こちらも差し控えることにした。

あんなに美味しいケーキをきちんと作っていらっしゃったのに、いや、きちんと作っていたから
こそ、経営的には相当キビシかったようだ。
数年前に、近所にスフレなんかで有名な大手洋菓子店「き○とや」が進出して来て、そちらに
お客を奪われたのかもしれない。

うちの家族はみな「ポルカの方が断然おいしいよねー」と評価し応援していだけに、ほんとうに
残念。
っていうか、これからわが家はどこでケーキを買えばいいの?って感じ。

とりあえず明日、必ず買いに行きますからね!

ありがとう、ポルカ!
またいつか復活してくださいね。

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2004.08.28

「LOVERS」いよいよ今日から札幌でも

チャン・イーモウ(張藝謀)監督の話題の最新作『LOVERS』が、いよいよ今日から札幌でも公開
される。

lilyさんの「環球快楽日記」を拝見して知ったのだが、『LOVERS』出演の「華仔」こと劉徳華は
最近「ラウ様」と呼ばれているらしい。
うーん、やめてほしい……。(^^;)

ところで、今夜9時~のTBS系=北海道ではHBC=の「世界・ふしぎ発見!」は、「北京・皇帝の
風水都市」ということで、番組のなかで『LOVERS』主演の金城武、アンディ・ラウ、チャン・ツィイー
のインタビューが紹介されるそうだ。

また、同じ9時からフジテレビ系=北海道ではUHB=の「プレミアム・ステージ」では、『LOVERS』
ロードショーに合わせた特別企画として、金城武主演の映画『リターナー』(2002年、東宝系)が
地上波初オンエア。

いやいや、チェックする方もたいへんです。(笑)

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2004.08.25

五輪閉会式で張藝謀監督が演出

連日たいへんな盛り上がりを見せているアテネ・オリンピック。おかげで睡眠不足という人も多い
でしょう。(かくいうワタシも……)

その最終日、29日の閉会式も、中華電影ファンには見逃せませんぞ。
あのチャン・イーモウ(張藝謀)監督が演出を担当するため、きょうアテネに出発というのです。
といっても、閉会式全体ではもちろんなくて、次回開催地・北京への五輪旗引継ぎのパフォーマ
ンスを演出するというお話。
情報源: 人民日報Web版のエンターテインメント・ニュース →こちら
      新浪網のエンタメ・ニュース →こちら

報道によれば、監督に与えられた時間はわずか8分。
それでもわれらが巨匠は「それで十分。全世界をあっと言わせて見せるよ」と余裕しゃくしゃく。
詳しい内容については「契約のため秘密」とのことですが、出演者は総勢170名にのぼり、
二胡や太鼓、それにチャン監督の映画ではお馴染みの真っ赤な大灯籠(ランタン)をフィーチャー
しての歌舞やカンフー、さらに唐詩の朗誦なども含まれるらしい。
もちろん、ここはアテネ。あくまでも閉会式全体の流れを踏まえ、それとの調和をはかりつつ、
チャン監督ならではの色彩感・躍動感溢れる東方趣味的かつエネルギッシュなパフォーマンス
になる模様。

とはいえ、これも中国メディアがあれこれ手を尽くして聞き出した周辺情報に基づく推測に過ぎな
いし、現地入り後、リハ段階での変更も十分あり得ますが……。

閉会式も楽しみですね!

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2004.08.24

秋の札幌で中華電影3連発!

まだちょっと気が早いようだが、9月から10月にかけて、札幌で中華電影の話題作が立て続け
に封切られる。

まずは9月18日(土)から
「インファナル・アフェア/無間序曲」(原題:無間道Ⅱ, 香港2003年)。
上映館:札幌シネマフロンティア(中央区北5西2 JRタワー ステラプレイス7F、電話:209-5402)

1年ほど前、アンディ・ラウ(劉徳華)×トニー・レオン(梁朝偉)という香港の2大トップスターの
共演で話題をさらったアンドリュー・ラウ監督の『インファナル・アフェア(無間道)』。
チャン・イーモウ監督の『HERO』と中国で熾烈な興行成績トップ争いを演じたことはまだ記憶に
新しいが、その3部作の第2弾である。
第2弾なのに「序曲」なのは、前作のいわば「前史」にあたる少年時代が舞台設定ということ。
(ちなみに完結編となる『無間道Ⅲ』は「終極無限」だとか)
前作のDVDも発売されたので、前作を見逃した方は、そちらを見てから映画館に足を運ぶのが
いいかもしれない。


続いて、10月23日(土)から
「2046」(原題:2046, 香港2004年)
上映館:札幌シネマフロンティア

衝撃的な映像と語りで世界を驚かせたあの『天使の涙』、そして昨年自殺したレスリー・チャン
(張國榮)とトニー・レオンの共演で全世界の中華電影ファンを魅了した名作『ブエノスアイレス』
のウォン・カーウァイ(王家衛)監督が、超豪華キャストと最強のスタッフを結集させて撮った話
題の最新作だ。

超豪華キャストと言ったが、まさに恐るべき布陣だ。トニー・レオン、マギー・チャン、コン・リー、
フェイ・ウォン、チャン・ツィイー、カリーナ・ラウ、チャン・チェン……とアジアの大スターが大集合。
日本からは監督からのラブコールに応えて木村拓哉が参加している。
(キムタクの出演は、途中で取りやめだとかいや再開したとかお騒がせだったが、それもいまと
なってはご愛敬?(^^))

映画の舞台設定は、香港が中国に返還された1997年から50年後の2046年。
香港返還に際して中国政府は50年間は現体制を維持する(一国二制度)と約束したが、さて
この映画では……。

香港というトポス、その歴史=現在的なポジションにこだわり続けるウォン・カーウァイ監督が初
めて挑んだ近未来SFもの。これは必見だ!


そして3つ目の極めつけは、同じく10月23日(土)から
「珈琲時光」(日本2003年)
上映館:シアターキノ(中央区南3条西6丁目南3条グランドビル2F、電話:011-231-9355)

昨年が生誕100周年だった小津安二郎。その小津を敬愛する台湾の、いや世界の巨匠ホウ・
シャオシエン(侯孝賢)監督が小津に捧げるオマージュとして撮った最新作。

台湾人のホウ監督が、外国である日本を舞台に、日本の役者で、日本語の映画を撮ったという
異色作で、その意味では「中華電影」と言えるかどうか微妙だが、そうしたトランス・ナショナル
な動きは映画界ではとっくの昔に始まっていたことだし、そんな小難しい能書きはともかく、あの
ホウ監督が撮った映画だというだけで、もうこれは絶対に必見なのである。
(ホウ監督とは、ぼくもこれまで2回、作家の朱天心さんやその姉でホウ監督の映画の脚本
をいつも担当している朱天文さん(今回の「珈琲時光」にもむろん参加)といっしょに会ってお話を
うかがったことがありますが、いやー、とにかくすてきな方です)

主演は、映画初出演となる一青窈(ひとと・よう)。
デビュー曲「もらい泣き」で一躍注目を浴びた彼女を、監督が一目見て、大抜擢したという。
(一青窈は、台湾で流れているキリン「一番搾り」のCFで台湾でもすっかりお馴染みだ)
そして、ヒロインの相手役は浅野忠信というキャスティング。うーむ、シブイ!
ぼくの大好きな個性派女優 余貴美子さんもしっかり脇を固めている。

これはやはり見ないわけにはいかないでしょう!

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2004.08.21

川崎和男氏の学長就任取りやめ

川崎和男氏が札幌市立大学の学長就任予定を取りやめることになったことについて、追加情報
をアップしておきます。

◆北海道新聞(Web版) 2004/08/20
札幌市立大学、川崎氏が学長を辞退 06年開学、教員選考で対立

◆北海道新聞(Web版) 2004/08/21
札幌市立大学長辞退の川崎氏 「整備条件折り合わず」

◆朝日新聞(Web版) 2004/08/21
札幌市立大・学長辞退の川崎氏に聞く 二段構えの教員選考に懸念 街づくりの提案、二の次に

なお、「(仮称)札幌市立大学のホームページ」には、現時点(8月21日午後2時)で、まだ
情報が出ていませんね。

9月1日追記
◆毎日新聞(Web版) 2004/08/21
札幌市立大学長内定辞退、名古屋市立大学・川崎和男氏「なりたかった」

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2004.08.20

ショック! 川崎和男氏、学長辞退とは!

来年4月の開学を目指して準備中の札幌市立大学の学長予定者に、世界的インダストリアル
デザイナーである川崎和男氏が内定していたことは以前このブログでも書いた

だが、今朝の朝日新聞(北海道版27頁)を見て驚いた。
「川崎和男氏、学長辞退」というのだ。(Web版記事は→こちら
ショック!

はじめ顔写真が目に飛び込んできたので、一瞬、訃報かと疑った。
(失礼ながら、心臓に時限爆弾のような持病をかかえる氏の場合、いつでもあり得る話なのだ)
そうでないことはすぐに分かったものの、やはりショックである。

教員人事をめぐる考え方で折り合わなかったということらしいが、いま詳細は不明。
「教授は40~64歳」などの年齢制限が決められたことに対し、川崎氏から年齢にとらわれず柔
軟な採用を」との意見が出されていたとか。
7月31日にメールで学長を辞退したい旨連絡があり、上田市長も自ら説得に名古屋へ飛んだと
のことだが、残念ながら話し合いがつかなかったようだ。

川崎氏の活躍に大いに期待していただけに、ほんとうに残念だ。

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2004.08.19

チャン・イーモウ監督の最新作『LOVERS』、札幌でも

中華電影情報@札幌をひさびさに更新。

金城武、チャン・ツィイー、アンディ・ラウの主演で話題のチャン・イーモウ(張藝謀)監督の
最新作『LOVERS』が、いよいよ8月28日(土)から札幌でも公開される。

『LOVERS』公式Site〔予告編ムービーあり〕→こちら

全世界を圧倒した、あの『HERO/英雄』の衝撃から1年。巨匠チャン・イーモウが、再び集結した
最強のスタッフ、キャストとともに放つ新たな衝撃。

前作『HERO』で中国における映画興行収入歴代1位の記録を打ち立てたチャン監督だが、こんど
の『LOVERS』は、その大記録をあっさり自ら塗り替えてしまったという超大作。

【上映映画館】
1)「札幌シネマフロンティア」(中央区北5西2 JRタワー ステラプレイス7F、電話:209-5402、
劇場公式HP
2)「スガイシネプレックス 札幌劇場」(中央区南3西1 須貝ビル7F、電話:221-3802、
劇場公式HP
3)「ユナイテッド・シネマ札幌」(中央区北1条東4丁目1-1サッポロファクトリー一条館2F、
電話:207-1110、劇場公式HP

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